年の近い従姉妹が、乳がんになり、
11月11日に、乳房全摘出手術を受けました。
がんの告知から、手術日の付き添いも行いました。
手術の結果、リンパ節への転移も見られて、
リンパ郭清術も行って、今は入院しながら
リハビリ生活をしています。
がん告知以降、精神的にかなり参ってしまっている様子で、
手術までの2か月間も、マッサージをしたり、
気持ちが落ち着くような、アロマオイルを送ったり、
私なりにできることでサポートしました。
手術後、少し元気になった様子でしたが、
リンパ郭清を行ったことによって
「リンパ浮腫」のリスクがある・・という説明で、
彼女の不安スイッチがまた入ってしまい・・・。
主治医の方や、看護師さんと相談し、私から
彼女に再度、リンパ浮腫に関して
話をすることになりました。
もちろん、医療関係者ではないし、
医学の専門的な知識があるわけではありませんが、
リンパや体のことを理解しているので、
彼女の状態に合わせて、リンパ浮腫のことを
伝えることができました。
足のマッサージはOK!有効ということで、
少しづつ、短時間でマッサージも行っています。
セラピストの勉強を始めたころ、
家族や身近な人の役に立ちたい!という思いが
強くありました。
今でも、家族にマッサージをする機会は、
時々(本当に時々)あります。
今回、従姉妹のがんの手術や、前後の状況を
私のできる限りでサポートできていることで、
あらためて、セラピストになって、よかった、
この仕事、今までの時間が、役に立てた、
と実感しました。
自分のできる技術や知識。
それに費やしてきた時間や経験。
これが、誰かのためになる。
これを心から感じている毎日です。
私にとってセラピストは職業、ですが、
収入を得る以外でも
「誰かのために、自分のためになる」
そんな職業です。
始めたい、興味がある、と思っていても
最初の一歩は不安ばかりだと思います。
でも、少し先の未来では、
きっと心から、誰かに「有難う」と
いう言葉を頂けています。
私も今それを実感中です。